740バケットのケース自動倉庫による、自社調達管理システムについて

 23,865m²の工場敷地の中に、延べ床面積11,700m²の工場建屋を有し、製造・総務・技術がそれぞれ別の事務所を持ち、食堂、多目的ホール、研修ホール、出荷用の倉庫までも構えています。設計、加工、組み立ての工程だけでなく、商社機能を持った関東PHE販売(関連会社)の、18年間の活動により構築した仕入れ網があることで、継手、空圧機器、油圧機器、モーター、ポンプ、コネクタなどの自社調達機能を備えています。また、740バケットの高速自動作業倉庫も完備しているため、自社調達後の在庫管理、設計、加工、組立のような全ての生産業務を一貫して対応することができます。このように、お客様の様々なニーズに一貫して対応できる生産管理システムを持つことで、生産リードタイムの縮小とコスト削減に繋がっています。

740バケットのケース自動倉庫による、自社調達管理システムの特徴

 株式会社関東精工の生産管理システムは、受注出荷モジュールにネットワークを介して発注情報を取り込むことで、情報の一元管理を徹底しています。その後、各工場に設置した端末で進捗確認・実績管理を行います。一番初めの工程である部材調達機能を自社で保有することで、社内での一貫生産体制がより効率的になり、フレキシブルなお客様対応と短納期化に繋がっていきます。部材調達後の在庫管理においても、製品や部品を「コンテナ」や「段ボール」単位で保管するケース自動倉庫である、740バケットのケース自動倉庫を保有することで、生産ラインにおける自社独自の部品供給装置を構築することができ、作業の生産性が大幅にアップしました。また、32段の垂直式回転ラックを1基と15段の縦型回転式自動棚を3基完備することで、倉庫管理費の大幅削減と、お客様のニーズに合わせた超短納期対応を実現いたしました。

< 740バケットのケース自動倉庫による、自社調達管理システムの特徴 >
特徴①

740バケットのケース自動倉庫による自動在庫管理

特徴②

32段の垂直式回転ラックと15段の縦型回転式自動棚による省スペース在庫管理

特徴③

長年に渡って構築してきた部材の自社調達網による生産効率の向上

 関東精工では、自社での部材調達機能と、ケース自動倉庫や回転式自動棚などの自動倉庫による在庫管理機能を持っています。調達、在庫管理の流れに沿って、設計、加工、組み立て、輸送を行う社内一貫生産体制を敷いています。以下では、株式会社関東精工の誇る自動倉庫による在庫管理システムをご紹介いたします。

< 740バケットのケース自動倉庫による自社調達管理システム の風景 >
ケース自動倉庫
ケース自動倉庫
モーターも在庫保管
モーターも在庫保管
在庫保管された部材
在庫保管された部材
回転式自動棚
回転式自動棚

板金ユニット装置 設計・組立.COM による自社調達可能 な部材の事例

 ここでは、「 板金ユニット装置 設計・組立.COM 」を運営する株式会社関東精工が自社にて調達可能な部材を紹介いたします。部材事例としては、継手、空圧機器、油圧機器、モーター、ポンプ、コネクタ、制御機器、締結備品、ボス・ソケット、硝子、アクリル板、樹脂加工品(パッキンなど)、ホース、塗料などが挙げられ、自社調達をすることで、本来ならかかるはずの発注企業の調達の手間を省くことができます。