製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

この板金カバーアセンブリはスプラッシュガードと呼ばれる工作機械用のカバーです。工作機械のカバーは、設置される工場のレイアウトや、エンドユーザー様の仕様によって形や色、組み立てられる機器類が大きく変わってきます。この板金カバーアセンブリでは、工作機械からワークを搬入出する工程をロボットが行う仕様となっています。通常では、機械の正面に加工室内を人が確認できるように、ポリカーボネイトの窓があります。しかし、ロボットによるワークの搬入出や段取りのため、確認用の窓が不要となっています。板金カバーアセンブリの正面扉は、ロボットと連動するように、扉の開閉が自動で行われます。自動開閉はチューブ径φ32でストローク355mmのエアーシリンダーを使用しています。φ8mmのエアーチューブによりエアーを供給されたエアシリンダーの開閉確認は、近接スイッチを使用しています。ロボットによるワークの搬入出の際に、ロボットが誤動作した場合は板金カバーアセンブリの正面に取り付けられたエリアセンサが検知し、機械へアラーム信号を発します。また、エリアセンサにロボットが直撃しないように、エリアセンサを板金のカバーで保護しています。ワークのクランプ用のエア供給や、加工室内のセンサなどの配線類は、板金カバーアセンブリの側面にφ22程度の穴をあけて、隔壁タイプのコネクタを使用して取り込みます。