製品属性(仕様)

製品
分類
精密研削盤カバー 業界工作機械
機能SPHC..t1.6/2.3/3.2/4.5/6.0 SUS304…t1.0/2.0/4.5 サイズH1200 x W850 x D950
材質SPHC/SUS304/SUS304 工程展開/ブランク・曲げ・機械加工・溶接・塗装・組立

製品画像(様子)

特徴

 こちらの板金加工組立ユニットは、小型の精密研削盤のカバーになります。オイルパンには錆びにくいSUS304を使用しており、水漏れ対策として全周溶接を施しています。また、正面扉や本体カバーは、錆に強く、意匠性も高められるよう塗装を施しています。
 組立ユニットの製作上で特に意識し注意を払う点は、組立上のベースとなる製品の寸法精度出しです。今回の研削カバーの全体構造として、H:800の仕切り板が溶接された、底面積 W:1200mm × D:900mmのステンレス製オイルパンをベースとして、カバーとなる板金部品を組み立てていくため、組立ユニットの基礎となるオイルパンの寸法精度出しには特に注意を払う必要がありました。寸法精度出しでは、全長が±2mm以下、穴寸法公差が±0.2以下になるよう寸法精度が必要となります。この全長±2mm、穴寸法公差±0.2の精度は、機械の剛性を保持しつつ、溶接部品のスムーズな組み立て作業を行う際に重要となります。
どれも各工程での正確な寸法出しが大前提として求められ、図面記載情報以上に気を使った作業をしなければいけません。株式会社関東精工は、自社で板金加工から組立までを行う各工程間の前後が把握しやすい環境にあります。その為、作業者は後工程のことまで配慮しながら製作をすることが当たり前になり、これが気を使った作業へとつながり、最終工程となる組立の際には、部品がスムーズに取り付くようになり、組立ユニットとしての付加価値を生み出しています。