Answer (回答)
その架台にかかる荷重や用途によって変わりますが、弊社では板厚t=4.5以内で十分な強度が得られる場合は、曲げ板金を使用した架台をご提案させて頂くことが多いです。これは曲げ板金の場合にかかる寸法精度出しの工数と、アングルなど鋼材の場合にかかる寸法精度出しの工数とを比較すると、前者の工数の方が少ないからです。
なぜ曲げ板金の場合のほうが工数を抑えられるかと言うと、プログラムされたレーザー加工機によるブランクに加えて、穴加工やタップ加工、ケガキ線をいれることも容易だからです。それにより溶接工程での位置出しも容易となるため、溶接工程での作業効率も上げることができるのです。
以上の背景から、アングル鋼材を使用するよりも、曲げ板金を使用する方がメリットが多いため、弊社では曲げ板金をご提案させて頂くことが多いです。