製品属性(仕様)
製品 分類 | 板金カバーユニット | 業界 | 工作機械業界 |
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機能 | 保護カバー | サイズ | 6500X3500X2500 |
材質 | SPHC/t1.6,2.3,3.2 SS400/t6,9,12,16,22 STKR/□50Xt3.2 | 工程 | 展開・ブランク・曲げ・溶接・コーキング・組立 |
製品画像(様子)
特徴
この板金カバー組立ユニットは、大型門型マシニングセンタのスプラッシュガードです。このスプラッシュガードは、ワークを加工する際に発生する切屑や切削液を機外へまき散らさないようにし、チップコンベアや切削液タンクに回収させる役目があります。
こちらのスプラッシュガードの製作において気密性がまず求められます。なぜなら、切屑や切削液を機外へまき散らしてしまうと、作業場の掃除の手間や、油まみれになってしまった床で作業者が転倒する恐れがあるからです。そのため当社では切削液を機外へ漏らさない為に、溶接部分は連続溶接を行っています。しかし、薄い板金部品を連続溶接すると、歪が大きく出てしまい、製品の精度が悪くなってしまいます。その場合は、耐油性のコーキングを施し、機外への切削液漏れを防いでいます。
また、大型のワークを門型マシニングセンタへセットする際に、テーブル上面が全て見える状態にしなければなりません。そのため、加工室を覆うカバーは3枚の大きなスライド式の扉構造となっております。扉を動かす力はプッシュプルゲージにて測定し、指定された力以下で稼働できるように建付けを調整します。