製品属性(仕様)
製品 分類 | 板金カバーユニット | 業界 | 工作機械業界 |
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機能 | ガイド機能 | サイズ | W1650×H150×D950 |
材質 | t2.3,3.2 | 工程 | 設計/展開/ブランク/曲げ/溶接/塗装/組立 |
製品画像(様子)
特徴
この板金組立部品は工作機械のチップカバーアセンブリの天井部分に使用されます。
通常チップカバーアセンブリには、ワークの取り出しやメンテナンスをするための扉が取りついており、この板金組立部品では天井部分に2枚の扉が取りつきます。
1枚の扉は手動にて開閉する構造となっていて、ガイド部品としてスライドパックを使用しています。それにより、扉を真っすぐに動かすことができ、また軽い力で開閉できるようになっています。もう1枚の扉は機械と連動させるため、油圧シリンダーを使用して開閉させています。油圧シリンダーのロッドの軸方向に無理な力が加わると、油圧シリンダーや扉の破損に繋がる為、こちらの扉にもガイド部品としてスライドパックを使用しています。また、油圧シリンダーは開閉を確認するためのセンサーが取りついており、センサーの信号を工作機械へ送ることによって扉の開閉状態を認識しています。
扉の組立工程では扉がスムーズに動くように、スライドパックやシリンダーの取り付け穴で前後左右に扉の取付位置を調整します。特に油圧シリンダーを使用する場合にはロッドが伸びた状態では、ロッドの先端が自重で垂れてしまいます。そのことを考慮してロッドが縮んだ状態、ストロークが中間位置にある状態、ロッドが伸びた状態それぞれでの扉の取り付け位置を確認する必要があります。
板金組立部品についてお困りの方は当社にご相談ください。組付後のトラブル防止も考慮した組立を実現いたします。