製品属性(仕様)
製品 分類 | 油圧ユニット装置 | 業界 | 船舶業界 |
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機能 | 油圧・空圧制御 | サイズ | H935 x W1,250 x D500 |
材質 | SPHC / SS400(t4.5~9.0) | 工程 | 展開/ブランク・曲げ・機械加工・溶接・塗装・組立・配線・配管 |
製品画像(様子)
特徴
この板金ユニット装置は、舶用で使用される油タンクユニットです。主に小型の船舶の舵を操作するには、とても大きな力が必要となるため、油圧のアクチュエータを使用します。油圧装置を稼働させるためには、必ず油を回収、貯蔵するタンクが必要となります。また、この油タンクユニットにおいては、モーターポンプやオイルクーラー、サクションフィルターなども搭載されており、油タンクユニット装置1台分のスペースで複数の機能を備えているため、省スペース化に対応しています。特にスペースの無い小型船舶では、このような複数の機能を持ち合わせた油タンクユニットは配管レイアウトを省略したり、無駄なコストを省くことができます。この油タンクユニットは海上で使用されるため、塗装の剥がれがあると錆びてしまい、油漏れの原因となり、油に引火し海上での火災につながり兼ねません。ですので、塗装作業時には脱脂作業や塗膜の厚さの管理を行い、良好な塗装状態を保っています。
舶用油タンク装置ユニットの油タンクは油を溜めておくことと、油を冷却する2つの機能があります。油タンクからの油漏れは厳禁であるため、溶接によるピンホールなどが無いか、1点1点目視検査を徹底しています。また、装置ユニットへの塗装においては、指定の塗膜になるように塗装し、膜厚検査を行っています。油圧を調整するためのレベルスイッチや端子箱、油ポンプなどは自社で調達し、配線・配管を行っています。